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食物栄養専攻をリアルに体験! オープンキャンパスレポートと次回8/7(土)のお知らせ


 7/17(土)の食物栄養専攻のオープンキャンパスでは、授業で実際に使用するテキストや参考資料、実験器具、食育用教材、シラバスを基にした科目紹介ポスター等を見てもらいながら学科紹介を行いました。来年度から新しくなるカリキュラムと入学試験・奨学金説明につづき模擬授業「スポーツと栄養~スポーツ飲料とは?~」と、「食事と健康~健康課題を意識した弁当開発~」がありました。
 

 今回の学科紹介では、食物栄養専攻2年生が6月の給食管理・学外実習で小学生の前で行った野菜に関する食育を実演しました。この日に披露した食育は給食前の短い時間に実践したものでしたが、栄養教諭二種免許取得を目指している学生たちは、来月には小学校での教育実習に臨みます。児童たちの反応やこれからの研究授業の準備についても語ってくれました。
 つづく模擬授業は、まず生理学実験室にて、発汗量の増える暑い季節や運動時に補給することの多いスポーツ飲料について学びました。スポーツ飲料の効果的な補給方法の講義があり、市販のスポーツ飲料の成分や食味の比較をしました。さらに、食塩、砂糖、運動に必須なアミノ酸BCAA、レモン果汁を使ったオリジナルスポーツドリンク作りなども体験できました。当日、室内ではエアコンを稼働していましたが、屋外はかなり気温が上昇していたので、実感の湧きやすい授業だったのではないかと思います。
 その後、調理実習室に移って、地元スーパーマーケットいちいと食物栄養専攻がコラボレーションした健康課題を意識した弁当(10月より販売予定)の開発に関して、食物栄養専攻2年生がプレゼンテーションしました。この日発表したのは、ターゲットやコンセプト、メニュー内容の紹介と開発商品の試食を通して行われた学内コンペティションで、いちいバイヤーの方から選ばれた2チームの開発担当者です。実際に本番で行った発表と同様に、減塩や魚類の摂取増加を意識した福島県民のための商品を紹介しました。食物栄養専攻では、1年次および2年次にそれぞれ1回ずついちいコラボ弁当開発プロジェクトがあります。栄養バランスがよく、おいしく、調理製造がしやすく、地域のニーズに合っていて、健康課題の解決に繋がるというオーダーにすべて対応するのは非常に困難だった様子がうかがえましたが、自分たちの考案した商品が販売されるという達成感は他の授業では得難いものではないでしょうか。秋からの販売が楽しみです!
 
 次回8/7(土)の模擬授業は、食材の見た目はそのままで高齢者や咀嚼嚥下困難な方でも歯茎や舌で簡単につぶせるほど軟らかくできる近年注目の調理加工法を解説する「フードサイエンスを学ぼう~真空調理で介護食~」と、トレーニングや運動パフォーマンスを最大限に高め、スポーツを楽しむための食事を学ぶ「スポーツと栄養~筋肉をつくる食べもの~」の2本立てです。オープンキャンパスでは毎回体験型の授業がありますので、おひとりででも、何度でも、お気軽にご参加ください!

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