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前期授業開講日の延期についてのお知らせ


桜の聖母短期大学生の皆さま
保護者の皆さま
 
 今、桜の聖母短期大学のキャンパスは、満開の桜に彩られています。そこには例年なら、咲き誇る花のような学生の皆さまの明るく元気な歓声が聞こえるはずでした。
 連日の新型コロナウイルス感染拡大の中、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
 私たち桜の聖母短期大学の教職員同様に、不安と怖れの中でお過ごしではないでしょうか。
 
 授業の開講にあたっては2020年3月25日に皆さまに郵送でご案内をさせて頂きました。また、その都度、一斉送信メールや本学のHPにもこのようにお知らせを出しています。
 本学では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るため、国の要請を踏まえ、3月14日の卒業式のみを実施し、本来でしたら4月5日挙行する予定だった入学式は中止、前期開講日も延期させて頂きました。入学式の中止また開講の延期に伴って、学生とその保護者の皆さまには大変なご苦労とご心配をおかけしました。
 さらに、この間の感染拡大と、政府から発表された「緊急事態宣言」を踏まえ、ご案内した4月20日㈪から開講をどうすべきか、連日のように関係者で議論を重ねてきました。
 4月9日㈭現在、本学のある福島県内では29名、福島市内において9名の感染者が判明し、感染経路が不明な感染拡大の防止上、大変重要な局面にあると認識しております。
 また、本学の在学生280名の居住地は、158名(56%)は福島市、112名(40%)は県内、福島市と合わせると県内在住者が270名(96%)、宮城県6名(2%)、山形県4名(1%)です。
 
 こうした現状を踏まえ、学生の皆さまに少しでも安心して安全に通学して頂くために、学校再開に関する国のガイドライン等にも則り、開講延期の措置を取る判断をいたしました。
 
 前期授業の開講日は、4月20日㈪の予定から、5月7日㈭に延期させて頂きます。
 また、それに伴い、4月18日㈯に予定していた健康診断も延期させて頂きます。
 4月10日㈮に予定していた新入生オリエンテーションも、2週間延期し、4月24日㈮の午前中にキャリア教養学科、午後 生活科学科として実施します。
 さらに、4月13日㈪14日㈫に予定していた新入生ガイダンスも、2週間延期して、4月27日㈪キャリア教養学科、28日㈫生活科学科を実施させて頂きます。
 
 国が示した学校再開ガイドラインを踏まえ、できる限りの感染防止対策を講じ、5月7日㈭から開講し、前期を迎えることとしますが、感染状況を注視しながら、短大生活において最大限の感染防止策を講じた上で、授業を開講させてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 
 なお、新たな対応が求められるような状況となった場合には、臨時休校とするなど、適正に判断してまいります。
 
 私たち桜の聖母短期大学の教職員は、本学の学生である皆さまが、自分自身の命を守り、また、他者の命に害を及ぼさないよう最大限の努力をして下さっていることに、心から感謝しています。
 しかし、今、この地球で生活している以上、感染のリスクをゼロにすることは不可能です。そして、感染してしまった皆さまを不幸にすることは、決してあってはならないことです。私たちには、誰もが感染者になる可能性があります。そのことを、しっかりと胸に刻んで、桜の聖母短期大学に来て頂くようお願い申し上げます。
 心身共に体調の優れない方は、どうぞ、安心してお休み下さい。受けられなかった授業内容の手厚い支援を準備しています。
 学生の皆さま一人ひとりが、安心して安全に学んで頂けるよう、私たち教職員は、今、最善を尽くして、皆さまをお迎えする準備をしています。
 元気な皆さま一人ひとりとお会いできる日を、教職員一同、心待ちにしています。
 最後に祈ります。
 
 
R.ニーバーの祈り
神よ
変えることのできるものを変える勇気を
変えることのできないものを受け入れる冷静さを
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを
識別する知恵を与えたまえ
 
感染された方々の速やかな快復と、感染拡大の一日も早い収束を祈ります。感謝
 

桜の聖母短期大学
学長 西内 みなみ

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