国見町貝田フィールドワーク~福島・国見の郷土料理・食文化を学び伝えていく


 1年生は「食育論」の授業で、国見町貝田地区にフィールドワークに行きました。栄養士として、食文化・郷土料理を継承していくために、福島の伝統的な凍み文化や昔ながらの暮らしを体験しました。

 養蚕住宅の佐野屋さんでは、囲炉裏、火鉢、蚕用の床暖房の見学、佐野屋の歴史、あんぼ柿の製造方法などを教えていただいた。別のお宅では、雪の中の自家用菜園で大根を掘らせていただき、その場で食べる体験もしました。公民館では、国見石のかまどと羽釜で炊飯を体験しました。

 昔の女性たちが毎朝4時に起き、水を汲み、火を起こし、かまどで炊飯したことをお聞きし、学生たちはご飯を炊くことに責任を感じながら火の管理をしました。婦人会の方々は、郷土料理の凍み大根・凍み豆腐の煮物、ひきないり、いもがら入り味噌汁、いかにんじんなど、国見町で採れたものを中心に食事を準備して下さり、みんなで交流をしながら昼食をいただきました。

 貝田の史跡めぐりでは、明治時代に作られた初期の鉄道線路跡、レンガ橋、国見石の石蔵、火災除けの鉄雨戸や防火林を備えた住宅などを見学しました。最後に「あつかし歴史館」を訪問し、ガイドの方から町の歴史や住民の思い、年中行事と食育の実際について教えていただきました。学生たちは、地域の歴史や暮らしを同時に学びながら食文化や年中行事を行うメリットを実感したようでした。

 今後は国見町・貝田の良さを、道の駅で販売予定のりんごのスイーツ開発や、国見をPRするお弁当メニューなど、様々な形でこどもたちや全国の方々に伝えていく予定です。さらに、今回のケースを参考に、学生自身の故郷や、他の地域の課題についても関心を持ち取り組んでいきます。