8/12 食農体験のフィールドワーク(保育・食育プロジェクト:食物栄養専攻からのリポート)


生活科学科1年生は、保育食育プロジェクトで宮城県にフィールドワークに行きました。ここでは、食物栄養専攻の学生たちの様子をご紹介します。40年以上にわたり、環境に優しい農業を続けてこられた宮城県大崎市田尻の佐々木農園さんでは、農薬を使わないことによりたくさんの生物が共存できている田んぼ、廃油を使った暖房機を備えているトマト栽培の様子を体験させていただきました。また、農薬を使っていない田畑に元気に戻ってくるミツバチのことなど、自然とともに暮らす生活・農業のあり方について学ばせていただきました。

田んぼと用水路をつなぐ「魚道(魚が通る道)」が作られていました。水が張ってある時期には、いろいろな生物が田んぼの中で暮らし、子どもを育て増えていくそうです。近くの保育園・幼稚園・学童・小学校のこどもたちは、この田んぼで、おたまじゃくしやザリガニをとって遊ぶそうです。朝になると田んぼにはクモの巣が一面に広がりキラキラと光るそうです。空、風、太陽、水、植物、動物、人間の営みを実感できる懐かしい空間でした。
新鮮なピチピチのトマトを採る体験もあり、採れたてをその場で食べる学生たちもいました。

銀座ミツバチプロジェクトのみなさんたちが、佐々木農園に置いてあるミツバチの巣について詳しく教えてくださいました。学生たちは、ハチの巣の蜜蝋(みつろう)をスプーンでくずしながら、はちみつをお皿にとっていただいていました。初めて食べる採れたてのはちみつは、とても濃厚で、美味しく、心に残る体験となりました。

午後からは、みちのくミルク工場を訪ねました。工場内の見学、ミルクができるまでの映像の上映、栄養士さんによるミルクの食育講座などを体験しました。この工場では、ヨーグルト、コーヒーゼリー、ジュース、牛乳を作っていました。牛乳は、赤ちゃんの牛が飲むためのお母さん牛のお乳であることを、知らないというこどももいるそうです。食物栄養専攻の学生たちは、小学校低学年向けの教材をいくつか見せていただき、どのようなポイントで説明するか、どんな反応が返ってくるかなど、詳しく教えていただきました。

バターづくりも体験しました。シャカシャカとボトルを振りながらみんなで楽しく体験できました。保育の学生と、食物の学生では、反応するポイントや質問をする内容も違っていたようです。後期になったら、今回学んだことを生かして、自分たちで食育教材を作ってみましょう!関係者のみなさまには、大変お世話になりました。