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相双地域の料理コンテストで優秀賞を受賞「松川浦産青海苔のカレーピラフ」


 食物栄養専攻では、地域で行われるさまざまな料理コンテストにチャレンジする機会が授業内外で多くあります。今年9~10月にかけて行われた相双地域の米を使った“お手軽簡単!お米のレシピ”料理コンテスト(福島県相双農林事務所主催)において、食物栄養専攻2年生の佐伯さんの出品した「松川浦産青海苔のカレーピラフ」が優秀賞を受賞しました!
 本学では2年生になると、1年間をかけて自身のテーマを持って取り組む特別研究という授業があります。そこで佐伯さんは、地元の産業振興・復興に貢献したいという思いから、相馬市松川浦産の青海苔を使った料理レシピの考案および青海苔の消費拡大をテーマに研究しています。地元生産者への聞き取り調査やこれまでにない新しい青海苔を使った料理を検討している過程で、上記コンテストに応募しました。応募条件は相双地域で採れた米やその加工品を使った主食料理で、誰でも手軽に作れることとされており、地元や家庭内での農産物の消費拡大を狙った本コンテストは、研究テーマの一環で取り組むのにぴったりでした。応募総数189件の中から一次の書類審査を通過し、プロのシェフを含む5名の審査員による二次審査の調理・実食審査を受け、一般部門で第2位にあたる優秀賞に選ばれました。「松川浦産青海苔のカレーピラフ」を含む受賞作品全8品のレシピは、福島県相双農林事務所のホームページ等で公表される予定です。
 このようなコンテストに出品し審査を受けることは、調理技術のみならず地域や対象者に合わせたレシピ・献立を考える力をさらに向上させる機会となります。授業内では経験できない発想の転換や審査委員の前で調理する緊張もあったと思いますが、栄養士らしい食材選びと地産地消推進に対する真摯な姿勢がこめられていることが伝わるレシピでした。
 これから2年間の学びの集大成として、論文作成と研究発表会の準備があります。食物栄養専攻の特別研究の成果は、平成31年3月2日(土)に展示および口頭形式で発表されます。

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