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お口の健康フェアで「かむことの大切さ」を子どもたちに伝える食育を実践


 6月10日(日)に福島駅近くの「A.O.Z(アオウゼ)」で福島歯科医師会主催の「お口の健康フェア」が開催されました。食物栄養専攻2年生は、今年も「地域食生活論」の授業のプロジェクトとして「かむことの大切さ」を伝える食育活動を行いました。

 本学のブースには、4時間で約300名の子ども・保護者・一般の方が立ち寄って下さいました。子どもたちは、手作りのかわいい教材やおもしろそうな遊びに惹きつけられ、各コーナーにはいつも順番待ちの列ができ「福島のディズニーランド」状態でした。

 食育の内容は「すごろく」「たべものつり」「おおきなえほん(参加者はいかを釣り、畑で大根を採り干す)」「ぼうけん(手触りクイズ、パズルなどを解きながらステージを進んでいきゴールする)」「れすとらん」「かーどげーむ」「じっけん(消化酵素の働きを学ぶ)」「クイズ&ガム(噛む力の確認テスト)」でした。

 学生たちの感想は「子どもに質問したら答えてくれて嬉しかった」「反応を直接みることができてよかった」「幼児から小学生まで幅広い年代の子どもたちに臨機応変に接することは難しかった」「みんなで一生懸命教材を作った教材を、実際に子どもたちに体験してもらうことが、こんなにもやりがいがあるとは思わなかった」などでした。
 学生たちは、事前学習として「なぜ噛むことが大切なのか」について文献で調べてレポートを書き、5月から教材作成と練習を繰り返してきました。歯・咀嚼・口腔管理の重要性は、少し難しく地味なテーマですが、健康寿命の延伸のためには非常に重要です。本学食物栄養専攻の学生たちは、各年代の発達や成長を理解した上で、子どもが興味を持ち、楽しく遊びながら学べる食育活動を今後も目指していきます。

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