特別授業「私たちと政治」を開催 ~舞台の上で政策をプレゼンテーション~


 18歳選挙権から1年、国政選挙も経験して、主権者意識が高まっている学生たちに、さらに学びを深めてもらおうと企画した今回の特別授業「私たちと政治」。本学の各学科専攻コースの学生の代表が考えた政策をプレゼンテーションしました。

 今回の授業は1・2年生全員参加で、本学のマリアンホール講堂で開催しました。当日は、小林香福島市長をはじめ、元復興庁福島復興局長の木幡浩氏、元県議の桜田葉子氏にご参加いただきました。

 先ず食物栄養専攻からは「食育についての提言」として小・中学校での食育の重要性と現代のおかれている食に関する問題点をあげ、福島市に対して食育への取り組みに向けた政策案が提言されました。
 「納豆消費日本一」であることをベースにしたアイデア等、オリジナリティあふれる政策案が飛び出しました。
 参加者からは、このような発想は独自性があって非常に良いとのご講評をいただき、某社の「いかにんじん味のポテトチップス」も飛び出し、多いに盛り上がりました。

 こども保育コースからは全国の中でも福島県の保育士の平均年収が非常に低いことをあげ、保育現場の待遇改善の政策案が提言されました。
 プレゼンテーションでは、保育士の処遇改善は、人材不足の改善や待機児童問題解消につながり、結果的に、保育の質の向上につながると主張されました。
 参加者の方々からは、とても説得力のある提案であったが、正規雇用か非正規雇用か等を調べていくと待遇の問題をより深く知ることができるのではないかとのご講評をいただき、また、待機児童の課題などは非常に重要な問題であり、みんなで真剣に考えていかなければならないことだ、とのご意見をいただきました。

 最後にキャリア教養学科からは「セクシャルハラスメント」についてです。実態と対策について説明しながらも、相談窓口が平日の日中しか開いていない等の課題と具体的な政策も提言した説得力ある内容でした。参加者の方々からは、非常に鋭い指摘であるとのご講評をいただき、また、女性の活躍が求められている中、セクシャルハラスメントはあってはならないことである、とのご意見をいただきました。
 実際に社会に出てからぶつかる可能性がある問題であるため、代表学生たちのプレゼンテーションは非常に力が入っており、他の学生たちも皆、真剣に聞いていました。

 学生からの政策案はいずれも今の時代を反映し、かつ自分たちの学びの延長にあるものでした。
 自分達で政策を考えることで、政治は自分たちのものであり、政治につき自分の意見を持つことが重要なのだという講義の目的をしっかりと理解できたようです。また、登壇いただいた皆様からのご講評を生で聞けたことは、学生たちにとっても貴重な機会になりました。
 本学ではこれからも様々な形で地域社会と連携した学びの場を設けたいと思います。