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【専門科目・労働法制と人権Ⅰ】過労死問題に向き合う1年生


 キャリア教養学科で学べる7分野の一つとして法学があります。
 法学の講義では法律の知識を学ぶだけでなく、学んだ知識を使って実際の事例を検討し、結論を導く等、深い理解を目指し、学生たちは日々、奮闘しています。

 そして、今回は2012年に東北大准教授の夫(英己さん)を過労自死で失った前川珠子さん(東北希望の会代表)にご講演いただきました。

 講演の冒頭、前川さんが、ドリーム・プラン・プレゼンテーション(略して「ドリプラ」)の2014年大会ファイナルステージにて、「生きる喜び 夢は未来に架ける橋」というテーマでプレゼンテーションをした際の動画を皆で観ました。
 英己さんの愛情溢れる人柄や前川さんの心に残っている言葉、その後の壮絶な体験などをリアルにプレゼンしつつ、その様な状況下でも前向きに「夢」を語る前川さんの姿に感動し、涙を流す学生がたくさんいました。


 講演後半は学生からの質問コーナー。
 机にのり切らない程の多くの質問が寄せられました。

 過労自死を回避するためのアドバイスや精神的に疲れている人への接し方、就活での職場の見極め方から、現在の息子さんの夢までの様々な質問に時間ギリギリまで答えてくださいました。

 今までの講義でも様々な事例を扱ってきましたが、遺族の方の生の声を間近で聞く経験は過労死問題を心で感じることができる貴重な機会となりました。

 法律を学ぶ意味や現実の問題の中に法律が存在することをしっかりと理解して、来週からの厳しい講義に立ち向かうキャリア教養学科1年生です!

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