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【司書課程】図書館の分類、実際に試してみました。


 桜の聖母短期大学キャリア教養学科には福島県北で唯一となる図書館司書資格取得のための課程があり、そこでは、講義・演習を通して図書を始めとした知識の蓄積の収集・整理・提供とそれを行う機関としての図書館について学びます。
 日本の多くの図書館では、日本十進分類法にしたがって図書を書架(図書館の本棚)に並べています。その分類記号ってどう使うんだろう? あるいはどうやってつけられているんだろう? と考えたことのある方も多いのではないでしょうか。
 基本的には、図書のメインテーマにそって分類され、似た図書が近くに並ぶこととなりますが、「柿・桃・りんご」「イカ・タコ・エビ・カニ」のように、複数のテーマを同じくらい扱っている図書についてはどうしたらいいか? など、ケース別に複雑なルールが定められています。

 キャリア教養学科司書課程2年生の科目である情報資源組織演習では、『日本十進分類法新訂10版』を実際に用いて演習を行います。

「司書ってこんなことも知ってなきゃいけないの!?」
「レンブラントって誰? エッチングって何?」
「わかんないと分類できないよ」
「じゃ、調べてみるね」

など、毎回多目的演習室は賑やか。

「大変だけど、これをきっかけに3類や9類ばかりでなく全ての類目の本をバランスよく読みたいな」
何とか今日の演習を終えた学生からぽろりと出てきたこの感想の意味は、司書課程の履修を通して知ることができます。一年間の演習を通し、目指すは情報の収集・整理のプロフェッショナルです。
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