【キャリア教養学科】「あ!このキャラクター、見たことあるかも!!!」
~ラーメン店のキャラクターで地域活性を後押し!髙橋わな美さん~
もはや日本人のソウルフードになっているラーメンですが、みなさんはお気に入りのラーメン屋さんはありますか?
今回の「地域形成論」では、福島県・宮城県そして台湾のラーメン屋さんのキャラクターを描き、地域活性の支援をしているイラストレーター・髙橋わな美さんをお招きしました。
私たちの目の前に差し出されるラーメンは、商品化に至るまでに多くのプロセスを辿っています。店主の経歴、経験、個性そして想いから編み出されるメニューは本当に多様です。
高橋さんは店主の経歴や価値観、そしてそのお店が存在している地域の歴史などからキャラクターを描いています。そしてそのキャラクターたちは、それぞれのラーメン店に貼り出されるだけではなく、マスクやシールなどにも展開されています。また今年4月から福島県赤十字血液センターとコラボし、「つむぐちゃん」をデザインしたそうです。今回の授業では「つむぐちゃん」デザインの想いなども学生に共有されました。
学生からは
・新たなスキルを身につけて貢献活動等に臨むのも良いが、各々が持っている個性を活用して新たな価値を創造する力も私たちには秘められていると考える。
・自分には何ができるのかを真剣に考え、行動に移していた。その行動の積み重ねが、結果として地域とのつながりを深め、地域形成に繋がっているのだと考える。
・人の温かさに触れることで、自分自身の考え方や物事の捉え方が変わるという点から、有縁社会人を形成する一つの手だと考える。地元を活性化させる、地域形成だからこそ、苦難に立ち向かうための、逆転の発想力や自分の異なった考え方を持つ異端な人を恐れずお互いに手を取り合う事が重要である。
などの振り返りのコメントが寄せられました。
キャラクターづくりという“擬人化”を通して地域づくりを実践されている高橋さんの行動力から、学生は地域貢献の意味をさらに深めたようです。