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「憲法」で保障される「人権」を考える!―日本国憲法 第1回―


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「皆さんは、これまで暮らしていく上で何か、自己を踏みにじられるような理不尽な目に遭ったことはありませんでしたか?」

10月6日に行われた日本国憲法の授業では、中盤、二瓶先生からこんな投げかけがありました。
みんなが「何かあったかな……」と考え込むなか、Aさんからこんな答えが。

「学校で、何かあると廊下に立たされたり、帰れと言われたり、途中まで帰らせられたり……そういった厳しい罰がありました」

「そんなことがあったのね。そのときはどう思った?」

「そのころは、学校の中で起こることはそれが普通なんだって思っていたから、よくわかりませんでした。この授業を受けていて思い出しました」
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教職資格を取得するのに必要なこの日本国憲法では、「これは憲法に定められる基本的人権の理念から考えるとどういう問題があるのだろう?」と、身近な問題に関する判例を例にとって考えていきます。そうすることで、憲法のこころを学び、かつ教育を行う人間に必要な人権意識をもはぐくんでいくのです。この「日本国憲法」、教職を取らないはずのキャリア教養学科生も多く履修しています。目的は、編入のため、興味があったから、二瓶先生が大好きだから!とさまざま。キャリアを積み、人の上に立つとき。お客様と接するとき。この授業で得た知識が全ての基盤になります。
この授業を受けていく過程で、自分の人生に起こったいろいろな出来事を思い出すかもしれません。そのひとつひとつを憲法と照らして考えていくことで自分の基礎作りにもなっていきます。さて、Aさんの身に起こったことは、憲法に照らして適正だったでしょうか?後期を通し、考えていきましょう。

話は変わりますが、現在、二瓶先生がセンター長を務めます図書館情報センターでは、戦争と平和に関する展示を行っており、その根底となる憲法関連図書の展示も行っています。受講者のみなさん!展示図書を読破し、二瓶先生と熱い議論を交わしてみませんか?
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