アカデミックスキルズ・ぐるぐる 「教育学」クラス


 7分野に分かれて学ぶ「ぐるぐる」ですが、今回は、「教育学」クラスを紹介しましょう。
 
 キャリア教養学科には、教育学を専門とされている先生が2人おります。発達教育学は築田先生、生涯教育学は三瓶先生です。この2人の先生が90分の時間を使って、教育学にも細分化された専門分野があること、人をどう育てていくかという重要なミッションを学問にしていることなどを教えていきます。
 
 築田先生の講義のキーワードは「心の発達と音楽」。音楽?そうです、音楽なのです。実は、音楽大学出身の築田先生は、学生時代に音楽療法に関心を持ち、そこから心理学と教育学を大学院で学んだ先生なのです。リベラル・アーツを重視しているキャリア教養学科ですが、古代ローマ時代から、リベラル・アーツ「自由七科目」には「音楽」という科目がしっかり入っています。
 
 今や、ハーバード大学、コロンビア大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学でも「音楽」から思考力や質問力などを伸ばす教育をしているとか・・・。驚きですね。そしてもう一つのトピックは、「スズキメソード」で有名な鈴木鎮一先生の教育思想です。才能は生まれつきではなく、教え方にあり、教育の重要なポイントは人間教育であるということを学びました。
 
 三瓶先生の講義は、「人生100年時代、どう生きる?」がテーマ。長寿化と同時に社会の変化がめまぐるしい時代、自分たちで学ぶ術を模索していく必要性があります。学びにはゴールもないし、いつでもどこでもだれでも学習できるということを、82歳のプログラマーで有名な若宮正子さんの生き方を例として考えました。三瓶先生の「なぜ、みんなは学ぶの?」という問いかけに対しては、就職という現実的なものから哲学的な内容まで、さまざまな声が上がりましたが、どれも「キャリア教養学科らしさ」が感じられる頼もしい答えでした!
 
 生涯学習の世界で重視されるのは、知的好奇心。つまり、これは新しい経験に対して常にオープンな姿勢ということ。ライフキャリアを考えた時、この姿勢が今後問われていきますね。