【キャリア教養学科】 ~アカデミックスキルズⅠ~ ぐるぐる 図書館について学んでみよう
本学1年生は、アカデミックスキルズを必修科目として履修しています。
このアカデミックスキルズでは輪講型講義(=通称ぐるぐる)という授業があります。ぐるぐるでは、キャリア教養学科の教員がそれぞれの専門をいかした授業を行っています。
今回は図書館情報学編です。みなさんは図書館というと「本を借りるところ」とか「調べもの」をするところというイメージがあるかもしれません。
図書館本来の機能として、地域の情報拠点としての役割がありますが、それだけではなく、多くの自治体で図書館を使った地域振興が行われています。その中でも図書館と観光というテーマが注目されるようになってきました。
この授業では、まず全国や県内のさまざまな事例(石川県立図書館、須賀川市立図書館など)を紹介しました。
そこで、ぐるぐるのメンバーに福島市が抱える課題、福島駅西口再開発と福島市立図書館改築を合わせて、外から人が集まって来る図書館というテーマで考えてもらい、アイデアを出してもらいました。
「温泉をつくる」「サウナをつくる」「猫カフェのように図書館内に猫がいる」「横になって本が読める」「県内のいろいろなラーメンが食べることができる」など、いろいろな意見が出ました。
図書館という素材を使って、自分たちの街の課題を自由に考えられる授業となりました。
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