福島県を代表する歴史研究家・岡田峰幸先生に、白河藩主・松平定信と田沼意次と福島の関係性をお話していただきました。

 江戸時代後期に寛政の改革を断行し、飢饉と田沼政治によって腐敗した日本の改革に尽力した松平定信。農村復興、幕府の財政立て直し、文武の推進・・・と、政治家としての功績は素晴らしいものがあります。さらに現在、南湖公園(白河市)にある「共楽亭」は、“士民共楽”、すなわち身分を問わず楽しめる場(公園)を作りたいという定信の思想の象徴だと言われています。
 岡田先生の講演は、オリジナルの紙芝居と分かりやすいスお話でついつい引き込まれて「へぇ~」「ほお!」「えー、すごーい」「そうだったの!?」と声を出してしまうのです。
 定信といえば白河・・・という印象があるかもしれませんが、実は定信は福島市の温泉にも入っているし、堀切亭でもお茶を楽しんでいます。一方、実は田沼一族も福島市に30年以上のゆかりがあり、田沼家が大切にしていた神社も福島市に残っていることもお話いただき、会場のみなさんが「へぇ!」の連続でした。

 これから紅葉が美しい季節がやってきます。本日の講演をきっかけに、田沼家ゆかりの土地や定信ゆかりの土地へ出かけたくなりました。

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