本学には、「桜おとなカレッジ（愛称：SOC/ソック）」という独自の履修証明プログラムがあります。スタートしてからもう7年経ちますが、SOCの履修証明書をもらってもそこで立ち止まらずに学び続けていたり、SOCの学びを他の機会に活かしたりしている方々ばかりです。

　さて、今回はこのSOC修了生である三上さんが「シニアのための生成AI“超”入門講座」の講師になって、学び直し・学び重ねしようとする方々へAIの利活用スキルを伝授してくれました。（SOCメンバーが、今度は教える立場になって生涯学習を拡張していくことを「SOCチャレンジ」と位置付けています。）

　今や、生成AIは私たちの日常の一部になりつつあります。が、一方で「よく聞くけど、触ったこともないし、そもそもどんなものなのか、いまいちイメージがつかない」という方々もいらっしゃるのも事実。・・・ということで、今回は、全2回の生成AIの「超入門編」の講座です。

本講座の目的は、①高齢者が生成AIを安心して体験し、日常生活に役立てるきっかけを作ること、②デジタルデバイドの解消の機会づくり　③地域と大学の連携強化です。でも、本丸は「生成AIに対する不安や先入観を取り除くこと」です。生成AIは、まず「触ってみる」「楽しんでみる」「試みてみる」ことが大事ですが、不安があれば誰も触ってみようと思いませんもんね。

受講生からは「実際に分からないことをAIで検索してみた」「正しく使用することが重要であることが分かった。どんどん使っていきたい」「次はもっと演習を！」などの声が届きました。

さぁ、みなさんは生成AIをどんな場面でどのように使いますか？