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【地域の人々へインタビューを敢行!~地域形成論~】


今、多くの大学には、地域やコミュニティを学ぶ科目を設けてられています。桜の聖母短期大学でも、学科を超えて学べる科目として福島復興を考える「福島学」もあれば、実際に沖縄に赴いて平和と人権を考えていく「国際平和論」などがあります。

キャリア教養学科1年の専門科目「地域形成論」も、まさに地域そのものを学ぶ科目です。

今年のテーマは、桜の聖母短大が立地している福島市花園町を含んでいる「福島第二方部の活性化」です。福島第二方部には16もの町内があり、幼稚園から短大が集中している文教地区でもあります。

活性化を考える上で一番大切になるのが、「地域の人々の声」です。リアルな声。リアルな訴え。リアルな悩み。リアルな地域自慢・・・。これらに触れないことには、何が特徴で、何が課題になっているのかが分かりません。

そこで、今回は地域の町内会長、自治会長、民生委員、学習センター(公民館)のトップ、そして高齢者施設の職員のみなさまに時間をとっていただき、インタビューを敢行!
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このインタビューをするために、学生たちは、現代の地域に存在する課題や3.11から抱える福島の課題を学びつつ、第二方部エリアのフィールドワークをしたり、質問づくりに時間を割いてきました。
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実際にインタビューをして、気づいたことはなんだったのでしょう。学生のフィードバックシートをのぞいてみると・・・。

*「とにかく若い人がいない!」とおっしゃっていました。その理由として、地域に若者が立ち寄るような場所がないことだと分かりました。
*新しいものを作り出すのは難しい。でも、先駆的な事例を調べてヒントを探し、私たちで出来ることを考えるのはできる!
*私たちが考えていることと、実際に住んでいる人が思っていることは違っていて、話を聞くことで現実が見えてきてよかった。
*私たちで出来ることから少しずつやっていかないと地域はよくならない!と感じた。
*こんなに「聞いてみないと分からないこと」ってあるんだ・・・と痛感。
*自分が住んでいる地域と照らし合わせて考える力が付いた。

・・・などなど。

インタビューからのヒントに基づいて、学生たちは、これから「まちづくり」についての提案をしていきます。さて、どんなプレゼンテーションをしてくれるのでしょう。

地域の声を真剣に聴き、地域を本気で考え、コミュニティってなんだ?を自分で言えるようにする・・・これがこの授業のゴールです。

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