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2年生「特別研究発表会」 1年間の研究成果を発表


3月8日(火)12:30~16:00に、食物栄養専攻2年生による「特別研究発表会」が行われました。1年間にわたって研究してきた結果を、論文としてまとめ、8名が口頭発表、30名がポスター発表の形式で報告をしました。1年生は、一生懸命メモをとり、積極的に質問をしていました。入学予定者と保護者の方々も参加して下さり、発表会後には2年生との交流会も行いました。
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口頭発表者は、事前に顧問の教員の指導のもと、何度も練習をしてきましたが、やはり当日はとても緊張したようです。8名の研究課題名は「モモせん孔細菌病と抗酸化活性の関連について」「大豆おからの嗜好調査と菓子への利用」「ゴーヤーを使ったお菓子の開発」「凍み文化の継承」「カンボジアの子どもの現状と栄養問題」「野菜不足改善のための児童への食教育」「インターネット・スマートフォン依存における食生活の変化と身体への影響の関連する調査研究」「ダイエットに関する女子大生の意識調査とその実態について」でした。若者に身近なダイエット、スマホのことから、発展途上国での経験、桃の病気まで、幅広く聞きごたえがあり、とても魅力的な研究発表会でした。
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ポスター発表では、学生たちが参加者にわかりやすく2~3分で、写真やグラフや実物を見せながら、研究内容を説明した後、意見交換をしました。1年生からは「ポスターに書いてある以外にもたくさん調べていることが伝わってきた」「先輩の発表を聞いて、今後の自分の研究の方向性の参考になった」「何度も試作をしながらメニュー開発をしていてすごいと思った」といった感想がありました。
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以下、30名のポスター発表のテーマをご紹介します。
<食物学>
・子どもの苦手な野菜を使ったクッキーの開発
・知名度の低い食材調査と新機能性食品の開発
・女子短大生における生活習慣と骨密度の関連
・リンゴジャムの加熱の違いによる成分変化とその食味評価
・栄養および機能的に優れた野菜スイーツの開発
・大学生の生活習慣と精神的ストレスの関連性
・女子短大生の菓子類購入における食行動と意識に関する調査
<食文化>
・つながっているお菓子と身体
・沖縄の食生活に伴う寿命の変化
・食品ロス
・「リンゴ」について
・山菜の普及
・日英の食文化~伝統的なお菓子~
・福島の果物と商品開発
<栄養指導>
・高齢者の嚥下障害に対応したソフト食
・運動時におけるサプリメントの飲用とその効果に関する研究
・疾患のある子どもを持つ母親の現状に関する一考察
・糖尿病食品交換表による食事療法の実践と評価
・スポーツ競技におけるジュニア選手の食事について
・子どもの肥満の問題点と課題
・若年女性のダイエットの現状と食意識
・女子学生のカルシウム摂取状況と骨量の関係について
<食生活>
・梅の食品加工についての研究
・寿司と皿色の組み合わせによる食欲の研究
・リラックス効果のあるハーブを生かしたお菓子作り
・宇宙滞在による人体の変化とその影響に合わせた食事の研究
・栄養ドリンク使用に関する意識調査
・南相馬市の郷土料理とその背景
・スポーツと栄養 –小・中・高野球選手の間食について-

特別研究は、受け身の授業と異なり、自分が決めたテーマを深めていく研究という作業のため、時には行き詰ったり悩んだりもしますが、その分完成した時には達成感を感じられる総合的な学び。発表会当日には、全員が自信をもって自分の言葉で熱く語っている姿が印象的でした。教員も学生自身も、2年間の成長を最も感じられる1日でした。

当日の様子は、5分ほどの動画にまとまっています。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/vLCIgE8yPp0

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