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卒業生向け「管理栄養士国家試験合格支援講座」開催


 食物栄養専攻卒業生のキャリアアップを全力支援する「管理栄養士国家試験合格支援講座」、10/18(土)には3回目・4回目の講座が開催されました。今回も多忙な日常業務の合間を縫って参加した卒業生に向けて、伊藤教授の「給食経営管理論」「栄養教育論」の講義からスタートです。

 両分野とも、栄養士の日常業務の中で関わることが非常に多い内容なので、参加者の苦手意識はそれほど無いのですが、逆に言うと、受験者全員がある程度できる分野、つまり、「取りこぼしが許されない分野」となります。
 本学での教育研究にとどまらず、認定栄養ケア・ステーションの経営も行っている伊藤教授の講義は、わかりやすいだけでなく、日々変化する最新の現場事情に即した内容で、得点力アップに直結すること間違いなし!もちろん、「取りこぼし」を防ぐための方策も随所に織り交ぜられており、参加者たちは一言も聞き漏らすまいと真剣に聞き、ペンを走らせていました。

 休憩を挟んで、4回目の講義は、北林教授の「食べ物と健康」分野の講義です。北林教授は今年度から着任されましたが、前任大学でも、管理栄養士国家試験対策には力を入れておられたので、今回の講義はそんな豊富な経験に裏付けられ、丁寧に組み立てられたものとなりました。

 「食べ物」は言うまでもなく日々の生命活動を支える手段であり、管理栄養士は食べ物に関する正しい知識を常にアップデートし、安全な食生活、健康を守る食生活、そして昨今取りざたされている持続可能な食生活、をサポートするのも重要な任務になります。国試合格に向けてだけでなく、合格後の管理栄養士業務にも直結するような、大変聴き応えのある内容で、1時間30分の講義時間が短く感じられました。

 管理栄養士国家試験は毎年3月第1週に行われますが、2年制短期大学を卒業し、栄養士資格を取得した後、3年以上実務経験を積み、初めて受験資格を得ることができます。つまり、受験できるのは、最短で、卒業してから丸4年経った時ということになります。しかし、試験勉強は早めに始めるにこしたことはなく、今回も、卒業後2年目、3年目といった、来年3月の試験の受験資格が無い卒業生も多数参加しています。そのような熱意あふれる卒業生のために、これからも全力でサポートを続けてまいります。

食物栄養専攻はご存知のとおり令和9年3月を以て閉鎖となりますが、卒業生の皆さんを応援する気持ちは永久に不滅です!

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