親と子の広場より「子どもが教えてくれる学び」


 私は、今年の春に桜の聖母短期大学生活科学科福祉こども専攻こども保育コースに入学しました。
 本学では「親と子の広場」という子育て支援広場があり、そこには親子が自由に参加することができ、本学学生も学びの一環として自由に参加できます。

 この写真は、広場での一場面です。子ども達は砂場で遊んでいますね。一人の男の子が何かを指さしています。A君は、車が大好きな2歳の男の子です。指差す先には砂場用のダンプカーがありました。Aくんは「ブンブン持ってきて」と私に言いました。「A君、一緒にブンブン取りに行こうか?」と聞くと、「ぼくは行かない」と言いました。
 その後、A君は室内へ行き、他の子が遊んでいたミニカーを取ろうとすると、相手の子が抵抗しながら泣きだしました。A君も「使いたかったよー」と大声で泣いてしまいました。
 その時、A君のお母さんは、A君を抱きながら「使いたかったんだね」と何度も何度も言っていました。

 広場では、取り合いやケンカが起きた時などは、決してその子どもを叱ったり、注意したりするのではなく、大人が子どもの気持ちを共感し、寄り添ってあげる環境作りを心掛けています。
 子ども達が遊びを通して興味・関心を持ち、遊びに夢中になれることは、とても素敵なことであり、子どもたちの豊かな成長に繋がり、見えない可能性が広がっていくと思います。そして、遊びの中で自分以外の子の存在を意識し始め、子ども同士でぶつかることも勿論出てきます。子どものうちにその経験が出来ることは貴重であり、子ども自身がありのままに表現できることは、発達の過程として、とても大事なことだと思うし、周りの大人として大切にしてあげたいと思います。

 私は保育者を目指し始めたばかりですが、授業、実習、そして「親と子の広場」を通して知識を深めています。広場は本学の特色でもあるし、実際に子どもたちと触れ合える素敵な体験ができる場であり、私は毎週広場に参加しています。
 自分の身につけたい知識や深めたい専門分野を自分に合ったスタイルで学ぶことが出来ますよ!! 
 なりたい自分になるために学びを深める2年間は、自分の財産になると思うし、私は本学で日々充実した生活を送っています。

こども保育コース1年 ゆい
(桜の聖母学院高等学校出身)