【キャリア教養学科】アカデミックスキルズⅡ:
統計ってこんなに面白い!暮らしが見えるデータを体験しよう
キャリア教養学科では、1年生必修科目として「アカデミックスキルズⅡ」を開講しており、社会で求められる情報リテラシーやデータを読み解く力の育成に力を入れています。特に近年、社会のあらゆる場面で統計やデータサイエンスの知識が必要とされており、数値から適切に判断する力はますます重要性が高まっています。
今回は、福島県企画調整部 統計課 副主査 半澤俊輔さんを講師にお迎えし、「データで読み解く私たちの暮らし」をテーマに授業を実施しました。
授業の前半では、統計の定義や役割、社会において統計が必要とされる理由について学びました。さらに、消費者物価指数や家計調査といった身近な統計を題材に、実際のグラフを見ながら「これはどんな製品の物価を表しているのか?」をグループで推測するワークを行いました。グラフの動きの背景には、社会の出来事や政策が影響していることに気づき、数字の裏側にあるストーリーを読み取る面白さを実感できました。


また、後半では統計地図を活用し、福島県で消費量が多い食べ物を考察する活動に取り組みました。他地域との比較から、地形や気候、文化が消費行動に影響していることを理解し、統計データが地域の暮らしを映し出す「鏡」であることを学びました。
受講した学生からは、
「家計調査の話題が一番興味深かった。私自身数字が苦手だが、 客観的に見ると理解できるのだと感じた。各年のデータを読み取り、 影響を与えている要因を考えることが意外に難しく、日ごろからニュースを見る意義を再確認できた。」
「別の授業で統計の読み解き方について学んだが表面的なことしか学べなかったので今回の講義でより深い内容を学ぶことができたことがとても良かった。卒業論文では根拠を明確にすることを意識して、誰もが納得できる公平なレポートに仕上げることを意識したいと思った。そのためにもあらかじめ考察する力をつけていきたいと思った。」
などの声が寄せられ、統計の社会的意義や面白さに気づく貴重な機会となりました。
キャリア教養学科では、学生一人ひとりが情報を読み解き、社会の中で活用できる力を育む授業を今後も展開していきます。本授業で学んだ視点を、これからの学びや将来にぜひ活かしていきましょう!
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