MENU
  • 資料請求
  • オープンキャンパス

【キャリア教養学科】「プレコン」を知ろう!
~自分と次世代のための健康・予防医学の知識~


 みなさんは「プレコンセプションケア」(プレコンケア)という言葉を聞いたことはありますか?「コンセプション=妊娠(受胎)」の前段階(プレ)から、将来こどもを望むかどうかにかかわらず、男女ともに自分の身体を向き合って健康を維持し、未来の選択を広げていく考え方です。
 
 国や県が昨年あたりから若年層に向けて、このケア教育に力を入れているとのこと。今回は福島県こども未来局✕福島県助産師会✕福島民友新聞主催の「プレコンスクール」を通じて、自らの人生100年時代のキャリアを考える機会にしました。
 
 オリジナルの「プレコンノート」に基づいて助産師さんから解説をいただきつつ、「5分で読めるふくしま」というマンガに全員が目を通して、どんな言葉が気になったのか、これからどうすべきか・・・など、各グループで話し合い発表し合いました。
 
講義を受講した学生の振り返りシートからは
・「プレコンセプションケアという言葉を初めて聞き、10代後半(ほぼ20歳に近い)の私たちにとっては非常に重要なことであると思ったからである。子供は授かりものだと言うけれど、授かる前のコンディションを整えることも私たちの重要な役割だ。そもそもの自分の体のことを知る、パートナーのことを知る、ストレスを溜めない、などは当たり前だが欠かしてはいけないことだと考える。」
 
・「本日の講義で配布されたプレコンの5分漫画でのお父さんのセリフに違和感を持った。男は関係ない、そのような認識でいる人がまだいるのだろうなととても考えさせられた。男性の不妊症もあるということを知らずに、不妊の原因を女性に押し付けたりする男性達は少なくないのではないだろうか。今回のスクールは、別学・共学関係なく多くの教育機関で是非行って欲しい。」
 
・「今回プレコンセプションケアについて学び、『自分は大丈夫』、『若いから大丈夫』と過信は危険であり、早め早めの体調管理が重要だということに気づかされた。今は子供を産む予定がなくても、将来『子供が欲しい』と思った時に後悔しないためには、若いうちから自分の身体と向き合うことが重要だと感じた。」
 
などなど・・・自分自身の身体と向き合うことがいかに重要なのか、しっかり学んだようです。

©Sakura no Seibo Junior College. All Rights Reserved.