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【キャリア教養学科】福島市の魅力づくりの裏側、教えちゃいます。
~福島市定住交流課は、こんなこともやってるんですよ。~


 今回の「地域形成論」は、福島市定住交流課から4人の職員さんがゲストとして講話をしてくださいました。

 まずは少子化・人口流出対策の一つとしてどのような出会い・婚活応援政策をしているか・・・。そのあと、福島市の課題の一つである転出超過に対する移住・定住政策の取り組みの紹介。そして日本語を母国語としない人に対する「やさしい日本語」の重要性についてのお話をいただき、最後は「・・・で、結局、公務員のお仕事とは何か。どんな人に地方公務員なってほしいか」というテーマで、公務員が必要とされる社会背景と公務員に求められるスキルについて解説いただきました。(公務員当人だからこそ分かる、かなりストレートな内容で大変興味深ったものでした。)

講義を受講した学生の振り返りシートからは
・「私は福島市に住んでいるが、市に関する情報やイベントについて初めて耳にするものが多かった。私自身の興味の範囲の狭さや情報収集力の低さが関係すると思う。より広い視野と感度の高いアンテナを持って福島市に関する情報を収集したい。」

・「地元を良い方向に変えていくためにはまず自分が地域について考える必要がある。あるもの探しをして地域のいいところを発信していかなければならない。上っ面なことだけでは他県の人に魅力は伝わらず、地域の発展にはつながらない。そのため、地域づくりの基本となるのは地元愛であると考える。興味が湧けば、良いところも課題も自ずと見えてくるだろう。データだけでなく、自分から情報を求めにいく行動力を私も身につけたい。」

・「地域づくりの正解は一つではないという事は、本学の建学の精神である『愛と奉仕に生きる良き社会人の育成』とも繋がる。やさしい日本語で子供や高齢者、または外国人に伝えるには相手の様子を窺って理解度を確認しながら話すことが大切である。これはキリスト教学及び福祉学で学んだ、建学の精神が意味する『相手が欲する物を自ら与えに出向く』に関連付けられる。」

・・・などなど、学生たちにとっては「自分の住んでいる地域がこんなに魅力づくりを懸命にしているなんて!」と、改めて地方自治体の取り組みに驚いていたようです。

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