【キャリア教養学科】人生100年を見据えたライフプランと資産形成 ~ミライの自分のために、資産形成アンテナを持とう~
「人生100年時代」という言葉が定着してきました。皆さんは、この言葉にどんな印象を持ちますか?みなさんは、このようなミライに向けてどんなライフデザインを考えていますか?
今回は、一般社団法人みんなの金融教育協会会員でファイナンシャルプランナーでもある志甫先生から「現代の企業の雇用やライフプラン」というタイトルの講話をいただきました。
今から約50年前は人生75年と言われ就労期間は約50%でした。が、人生100年時代と言われる今日の就労期間はなんと43%!人生は長くなるけれど、働く期間は短縮傾向にあります。じゃ、自分の資産を形成するにはどうする???という問いから始まった講義ででした。
志甫先生から「みなさん、人生の三大支出はご存じですか?」という問いかけに、選択科目「ファイナンシャルプランニング」を履修している学生が挙手をし、声を揃えて「教育・住宅・老後でーす!」と発表する場面もあり、他科目と関連付けて学んでいる様子もうかがえました。
講義を受講した学生の振り返りシートからは
・「現代は不安定であるため、自分から主体的に情報を得て老後に備えなければならない。そのためには自己投資が必要だと感じた。以前は貯金したままでもお金がたまっていたが、現在は金利が低いため、むしろ自己投資をし、給料を増やすための資格を取得したりなど受け身のままではなく自ら行動していかなければならない」
・「講義では、将来の生活に備えて早いうちから投資や貯蓄を始めることの大切さを学んだ。特に、リスクとリターンの関係を理解した上で自分で判断し、責任を持って資産を管理する姿勢が重要であるという点が印象的だった。」
・「雇用形態は様々であり、働き方も自由であるが、年齢を重ねるにつれて貰える給与の量に差があるため長期的なライフプランを見据えた就職活動を進めたいと思う。」
などなど・・・長期的に自分の人生を見据えて今何をすべきかを思案しようとする学生が多かったようです。