【キャリア教養学科】
「みんなのリーダーシップでタワーを立てられるか?」
~「リーダーシップ入門」マシュマロチャレンジ ~
キャリア教養学科1年次の選択科目に「リーダーシップ入門」があります。
この科目は、「リーダーシップを身につけたい」と思う学生が多数履修しています。
チームビルディングを主としているこの科目ですが、今回は世界的に行われているマシュマロチャレンジをワークの軸にしました。自分たちのグループルールを確認した後、1回目のチャレンジ→振り返り→2回目チャレンジのプロセスで、何を学べたのかということを共有しました。
2回目チャレンジでは、マシュマロタワーの自立の成功したグループが多数出てきましたが、成功したかどうかが問題ではなく、「そこから何が大事なのかをつかみ取ること」が重要なのです。
以下、学生たちの振り返りコメントの一部をご紹介します。
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【学生たちの振り返りコメント】
・1回目のときは「高さを出す」ことだけにみんなが集中してしまったが、2回目は役割分担をして「全体俯瞰役」という役目を設けたら、おのずと高さを創り出すことができた。ここから全体的にモノをみて軌道修正できる役割の重要性に気づくことができた。
・“とりあえずトライする”ということの重要性を体感できた。ここからグループワークなどで意見を出し合う、行動に移すという繰り返しは、結果として良い方向へ動くのではないかと思う。
・私はグループワークで積極的に発言するのは得意ではないが、全体を見て全員が意見を言い出しやすいような「心理的安全性」を創り出すことは得意だと感じた。他の授業でもこの特徴を生かしていきたい。
・何事においても前のめりの態勢でチャレンジする心構えが重要だと認識できたゲームだった。とにかく失敗を恐れず、プロトタイプ(試作)をして失敗と振り返りを重ねることが体感できた時間だった。
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獲得した気づきを他科目・他活動に応用してこそ、自分の力になります。
さて、学生の皆さんは今後どのような場面に活用するのでしょうか。楽しみです。