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キャリア教養学科 「一歩踏み出し、偶然から人生を始めよう!」 ~計画的偶然性理論から自問自答する学生たち~


さぁ、今年の「キャリア形成論」もパワフルにメッセージを伝えてくれる先生をお迎えしました。キャリアコンサルタントの今泉先生です。
 
本日のテーマは「一歩踏み出し、偶然から人生を始めよう!-体験・事例を通して考えるキャリア理論」です。先生の人生経験、そして多くの方々の事例を通して、ポンポンと飛び出したキーワードは、以下の通り。
 
「思いのほか」「乗っかってみた」「偶然」「きっかけは一見くだらないもの、些細なものに見える。でも大きなきっかけになりうる」「イメージで決めつけない」「夢を持たないといけないの?本当?」などなど。
 
最も印象深かった言葉は「計画ガチガチのほうがむしろ怖い」というものでした。
一途な夢を持つことは非常に大切だし、自分の背中を押してくれますね。でも、一方では他のものを見えなくするもの、自分を絞ることにもなりかねません。
 
人生の80%が偶然や想定外のことばかり。
そしてVUCA社会で急速に変化する世界では、あらかじめキャリアを明確に決めることは非現実ですよね。だからこそ、何かに一歩踏み出して、偶然の出来事に積極的な行動を起こし、それを「チャンス!」と感じることの方が大事・・・と、今泉先生はおっしゃいます。
 
以上のような計画的偶然性理論(ジョン・D・クランボルツ氏)を学んだ学生たちは、「サークル活動に参加しようと思う。入るタイミングを逃してしまい見送っていたが、今回の授業を受けて悩んでいる暇はないなと感じている」「あなた自身をブレーキかけているのは何ですか?という言葉に自問自答した」「私たちの地域に思いもよらないことが起きたのが3.11である。だからこそ、3.11を捉え直し、地域を見直すチャンスとして私たち世代は動かねばならない」などなど・・・いろいろなコメントを書いていました。
 
少しずつアクションして、偶然を作ることが大切ですね。


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