MENU
  • 資料請求
  • オープンキャンパス

学習センター(公民館)の課題は何?


 キャリア教養学科1年生の選択科目「生涯学習概論」では、なぜ人は学ぶのか、学びと自己実現、学びと地域づくりを考える授業が展開されています。
 
 今は、「学習センター」(公民館)の歴史、存在意義と役割、そして現代的課題を3週間にわたって学んでいます。今回は福島市信陵学習センター職員の冨田さんから講話をいただきました。
 

学習センターは地域の社会教育・生涯学習の支援拠点であり、地域づくり・人づくり・つながりづくりの“仕掛け人”として重要な存在です。冨田さんからは少年教育から高齢者教育まで多様で幅広い学びの提供を行っていることが紹介されました。そのあと、「学習センターが抱える課題とは・・・それは、ずばり、皆さんです!!」と冨田さんの口調が急に変わり・・・学生一同が驚く場面も。それはつまり、学生そのものが課題ということではなく、「若者の利用が少ないのが学習センターの課題なんです」という訴えでした。

 


 信陵学習センターは、平成28年度から本学三瓶ゼミと若者による学習センター活性化協働プロジェクトを継続しています。その一つとして「高校対抗ジャンボパフェコンテスト」が毎年開催されています。この取り組みを丁寧に冨田さんから解説され、どれだけ若者の力、学生のアイディア・行動力・地域貢献力が重要かを教えていただきました。
 
 学生たちからは「学習センターのイメージが変わった」「まず私たちが利用し、私たちが同世代を巻き込む工夫を考えなければ」「タイアップした連携事業を企画したい」「ジャンボパフェコンテスト、楽しそう!」などの声が寄せられました。
 
 残念ながら現在はコロナ感染予防の観点からジャンボパフェコンテストが止まってしまっていますが、どのようなスタイルだと実施可能か、学習センターの役割を踏まえて再考する余地はあるかもしれませんね。
*参考 ジャンボパフェコンテスト

©Sakura no Seibo Junior College. All Rights Reserved.