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【キャリア教養学科】五十辺地域活性化プロジェクト
1年生へバトンタッチ
~プランニング入門:中澤さんから五十辺の現状をうかがう~


 キャリア教養学科1年生選択科目「プランニング入門」がいよいよ五十辺地域活性化フェーズに入りました。10月までは2年生の三瓶ゼミ、11月からは1年生へ活性化プロジェクトのバトンが渡されたという形になります。
 五十辺地域と本学とをつなぐコーディネーターの役割を担ってくださっているのが、五十辺地域に在住の中澤さんです。本学と五十辺地域のかかわりは4年経っていますが、ずっと真ん中に中澤さんがいらっしゃってくださっています。

 今回の授業では、中澤さんに来学していただき、五十辺地域の歴史と実情を解説していただいた上で、中澤さんの地域への想いを語っていただきました。

 中澤さんのキーワードは「王道」です。
「僕のいう『地域づくりの王道』とは、愚直に、少しずつ、コツコツと人と人のつながりをずっと重ねていくこと。五十辺地域にはたくさんの団体があるし、多世代の方々が住んでいる。その壁を取っ払って、みんなで地域そのものを楽しめて、盛り上げていけるのは地域がずっと守ってきた祭りです。瀧洞神社の大祭は、非常に大きな意味を持ちます。ぜひぜひ、学生の皆さんの目線で、センスで、どのようにしたら五十辺地域がもっと活性するか、お祭りの意味は何なのかを考えて、僕たち五十辺地域にヒントをください」と熱く語ってくださいました。

◆学生の振り返りコメントをちょっと紹介◆
・中澤さんの熱意に心がじんとした。王道は、多くの人が安心して受け入れやすく、共通のイメージを持ちやすいという良さがあると気づきを得た。独自性だけが大切なのではなく状況に合わせて何を選ぶかという判断が大事なのだと思う。また、今回の地域における伝統に触れるような行為は長く受け継がれてきた思いや雰囲気のような、目には見えない大事なものを感じ取る必要があり、これはAIには捉えきれない人と人とのやりとりの中で生まれる感覚だと思われる。だからこそ、今を生きる私たち学生がその背景を丁寧に読み取り向き合う姿勢が求められていると改めて思う。

・地域の人々とのつながりやさまざまな縁が、五十辺地域を盛り上げる活動につながっていることは、短期間で築けるものではなく、長年にわたるストーリーの積み重ねによって形成されてきたものである。「いま、ある縁をより太くしていきたい」という言葉を聞き、これらの縁が今後も持続し、きちんとした土台を作っていくには、皆んなが楽しめて次の世代へと受け継がれていくような取り組みを、「誰かがではなく自分が繋ぐのだ」と意識してこれからの講義を受けていきたい。

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