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第5回 福島学 我謝京子監督ドキュメンタリー映画
「ここで、生きる~911, 311そしてコロナ禍~」鑑賞


この映画は、2011年の東日本大震災発生直後から被災地を訪れ、取材を重ねた我謝監督が被災地の女性たちの姿を通して、震災から10年そしてコロナ禍という困難な状況下でも、力強く生きる人々の姿を描いています。福島学の学びの一環として映画を鑑賞しました。東日本大震災時に幼児期(4歳~5歳児)であった学生にとって、震災直後から被災地を取材し人々の生活を取材し続けているドキュメンタリーを鑑賞することが貴重な学びの機会となりました。
以下、学生の学びの声の一部を紹介します。

【学生の感想から】
ドキュメンタリーの中で、学生が印象に残っている言葉
人は人でなければ助けられない」「過去を振り返っても過ぎたことは仕方がない。今を生きなくてはいけない。」「過ぎたことは思い出しても仕方がない。思い出すと戻りたくなっちゃう。お年寄りをお世話するのも、お年寄りためではなくて自分のためかも」「生かされた命なのだから、私たちは近所の人と仲良く生きていくの

ドキュメンタリーを観て考えたこと
・私たちが普段生活している中で必ずするであろう家に帰るという行為ができなくなってしまった辛さをものすごく感じた。
・私たちにはどうしようもできないことに怒りや悲しみがむくこともあるが、その感情は何にも矛先を向けられずどうしようもできないため、自分自身でその感情に囚われすぎないように生きていけるような考えを持つことが出来れば少しは心の負担を軽くすることが出来ると思う。
・過去は変えれないから「しょうがない」と切り替えて前向きに今できることをする姿を見て、諦めの気持ちもあるが、自分の気持ちを切り替えるような言葉なんだとイメージが大きく変わった

これからを考えること
・いずれ福島の未来を担う人間になれるよう桜の聖母短期大学でリーダーシップを養っていきたい。
・この授業をとおして支援や救助の根底となるものは地域のコミュニケーションつまり、人間同士つながりや思いやりがあるからこそ成り立つということに気づくことができた。

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