このたび、生涯教育学をご専門とされている三瓶先生の本が出版されました。
タイトルは『学び直しとリカレント教育～大学開放の新しい展開』（出相泰裕編著、ミネルヴァ書房、2023年）です。大学開放論の専門家や実践家の方々との共著で、その中に「地方女子短期大学はどのような取り組みをしているか」という視点で、桜の聖母短期大学の学び直しの支援実践について紹介されています。

　本学には「桜の聖母生涯学習センター」（1992年創設）を拠点として、地域の方々に多種多様な学習を提供しています。⇒ホームページはこちら。
　今でこそ「学び直し」「生涯学習」はずいぶんと注目されていますが、本学はとても早くから大学を開放し、地域の人々の生涯学習を支援していました。さらに2018年に、本学独自の履修証明プログラム「桜おとなカレッジ（Sakura Otona College:SOC）が設置され、本科科目の授業を本格的に開放し、短大生と共に学び、対話し、刺激し合うことに重点を置きつつあります。

　今回の本では、三瓶先生がこのSOCの取り組みとこれからのビジョン、それから今後の短期大学と生涯学習について大学開放論に基づいて書いております。ご興味のある方、ぜひ一読されてみてください。



★文献情報★
出相泰裕編著『学び直しとリカレント教育～大学開放の新しい展開』ミネルヴァ書房、2023年、本体3,200年（税別）、全270頁
ISBN　978-4-623-09362-5