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福祉学~ReLink宮﨑 恵美さんのお話~


 「ボランテイアという言葉が最初は大嫌いでした。」
という刺激的なお話も飛び出した今回のゲストスピーカーは、「ReLink」の宮﨑恵美さんにお越しいただきました。
「ReLink」とは、かけがえのない人をなくされた方が、なき人とつながり、ご自身のこころとつながり、人とつながり、地域とつながれるように・・・・そうなるように活動しているNPO法人です。
 
 宮﨑さんのご自身のつらい経験に基づいたお話は、とても説得力があり、その言葉には重みがありました。
 「その人の人生は、その人にしか歩めない。誰かの人生を代わりに歩むことはできない。」
 「対人支援は山登り。あなたも大事、私も大事。荷物はそれぞれできる範囲で。自ら持って登るしかないという意識が大切。」

 
 宮﨑さんの活動は多岐わたります。家族を亡くした子どものプログラム「みんなのプログラム」や子どもをなくした家族のプログラム「ReLinkの会」などです。死別体験をした子どもや家族が、自身のこころに丁寧に触れながら安心して想いや感情をありのままに表現できる場を作りたかったそうです。
 またボランテイア養成講座も開催しているそうです。その思いは「ボランテイア」を多様な価値観に触れる経験として、自分も学ぶ場所として、とらえているそうです。それが嫌いだった「ボランテイア」という言葉への一つの答えだそうです。
今回の講演で、いろんな経験をへて、社会の課題に気づき、その解決のために活動している団体が、地域には沢山ある事を学生たちは学びました。
 宮﨑さん貴重なお話本当にありがとうございました。

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