キャリアデザインⅡ　編入支援コース　1年後期　11月30日　第6講話

講話教員　藤平明彦アンドリュ―　先生
テーマ：現代社会における諸問題
　
　９月から石油関係のガソリン価格高騰が13週も続いています。11月23日アメリカ大統領が、他国と協調して備蓄を放出することがガソリン価格の低下につながり、結果的に国民の利益になると訴えました。それを受けて岸田総理が国家備蓄石油の放出を決定したことは記憶に新しいですね。
　
さて、今回はアンドリュー先生から「なぜ十分な石油がないの？」という質問が・・・。
「え？」と戸惑う学生たちですが、自分たちの意見や仮説を共有しました。
　
　そこから中東各国とアメリカとの歴史、9.11がなぜ起きてしまったのか、コロナ禍と石油価格の変動、OPEC加盟国の現在のスタンスなどの解説を受け、「石油」を通じて国際情勢を理解する視点を学びました。
　
　この講義では、最新の現代社会問題を取り上げ、「経済」、「アメリカのOPECへの対応」、「イスラム教の歴史」など、学生の幅広い知識が試された機会になりました。
　
　「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）」が世界をパンデミックに陥れてしまいましたが、その結果が何に影響を与えているのか、私たちの生活にはどのような変化が起きてしまうのか・・・編入試験での多様な質問に対応することに繋がります。