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キャリアデザインⅢ【編入支援クラス】私たちの意志をどう決め、実行する? ~民主主義と憲法改正を学ぶ~


 四年制大学への編入試験の多くには小論文が課せられます。そのテーマは広範囲ですが、社会問題について自らの意見が述べられる土台としての知識・教養の有無が問われます。今回は、民主主義と憲法改正を読売新聞社の竹内先生からZoomで講義をいただきました。
 
 そもそも民主主義と人権の関係とはどんなものなのでしょう?また民主主義での意思決定はどんな論点があるのでしょう。「多数決で決めればいいじゃん」と簡単に思ってしまうけど、その多数決にもいろいろと方法があります。当たり前ですが、みんなの意見を反映して決めていくにも、方法が異なれば結論もそれぞれ異なってきます。では、どの方法を採るのが、その場面では最も適切なんだろうか・・・ということを、日米の具体的な選挙制度や身近な場面に置き換えて、考える機会を頂戴しました。
 
 また、議会の解散の意味や今般の新型コロナ禍で浮上した「緊急事態条項」に関しても解説をいただき、学生たちは日々流れるニュースを民主主義と憲法に関連付けて考えることができたようです。
 
 さて、さて、講義の聴講だけで満足してはいけません。問題はアウトプット、つまり小論文を書くということです。来週までの1週間で、「選挙制度」「参政権の範囲」「少数派の保護」や「統治機構」などに関して自らの考えを書く課題があります。どのような現代的課題と絡めて書いてくるのでしょう。楽しみです。

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