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キャリア教養学科 1年生: 編入対策クラス「労働問題の現状と課題について」を考える


年明け最初の編入学対策クラスでは、「労働問題と働き方」をテーマに、
石幡瑠美先生からZoomでの講義を頂戴しました。石幡先生は労働問題をテーマにした研究で大学院の学位を修められ、社会人として法人に長年勤めておられる先生です。
 
授業では過労死の定義や現状、その要因についてわかりやすく説明していただき、学生には様々な問いが投げかけられました。グラフや事例から、過労死や過労自殺に至るまでの行動や心情を客観的に考察するだけでなく、「ワーカーホリック」や「バーンアウト」という状態が兆候として見られることを学びました。
 
また、これらのような労働問題には、個々人の努力だけでなく、職場や会社としての組織的な対応が予防や改善につながること、リーダーシップの影響力や認知的不協和の理論の活用について等、盛り沢山の中身でした。学生たちは画面に映る石幡先生のスライドを凝視し、真剣にノートテイクをしていました。
 
編入学試験では現代社会における様々な問題を取り扱いますが、今回の授業は編入学の領域を飛び越え、近い将来、社会人として働く学生達にとって大いに役立つものでしたね。
ニュースや新聞で見聞きしただけで終わりにせず、しっかりと向き合って考えることで、社会と自分自身の繋がりを実感した時間となりました。

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