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キャリア教養学科 カフェ&シェアハウスの仕掛け ~タレント小林アリスさんから地域づくりを学ぶ~


 地域づくりの多様な取り組みをゲストスピーカーから学んでいる「地域形成論」ですが、今回はモデル・タレントとして全国でご活躍の小林アリスさんをお招きしました。
 小林さんは芸能界というところに身を置きながらも、その一方で福島市のまちなかでコワーキングスペースを兼ねるカフェとシェアハウス「Vase」を経営し、福島の活性化に取り組んでいるアクティブな女性です。さらに精力的に国際支援もされており、特にアジアの貧困層の支援に尽力されています。
 
 今回の授業では、「地域づくり」の視点から具体的なアクションや小林さんが大切にしていることを伺ったうえで、ワークシートに基づいて学生たちのグループワークを展開しました。
 
 小林さんの講義で終始一貫して学生たちに伝えたメッセージは、大きく分けると2つありました。
 一つは、新しいコミュニティづくり、特に県外と県内の人々のつながりの窓口を作りたいということでした。シェアハウスの経営に着手したのも、県外の方々が地元の人々と繋がれる場を創出し、「福島にまた来たい」と思ってもらえるような仕掛けをしたかったからだそうです。特にコワーキングスペース機能を兼ねるカフェに、たくさんの多様な価値観の若者に利用してほしいとのこと。地元の若者が福島県内外の人々から新しい刺激をもらったり、助言をもらったり、交流が生まれたりするような場をしっかりと作りたいと熱く語ってくれました。
 二つ目は、「やりたいことは口に出してみてほしい!」ということでした。福島を応援したい、国際支援をしたいという夢を常々口に出していた小林さん。知らず知らずに人が人をつなげてくれるようになり、人脈が多様な活動につながるようになった経緯を話してくれました。「今はモヤモヤでもいいから、やりたいことは言葉にし続けてみて。つなげてくれる人が現れてきます」と経験談を踏まえながら、夢の言語化の重要性を学生に伝えてくれていました。
 
 学生たちの振り返りシートに目を通してみると、「福島のために何が出来るのかを考えるだけでも大変なことであると感じるが、それを行動に移しているところに、自分自身刺激を受けた」「今回の授業を通して、自分なりの挑戦という形を大学で形成していこうと思うようになった」などなどたくさんのコメントが・・・。学生たちは非常に小林さんから刺激を受けたようです。

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