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【オープンキャンパス】お葬式の人類学 ~いのちの重さを感じよう~


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第3回オープンキャンパスにご参加の皆さま、本当にありがとうございました!

うだるような暑い日が続く中、少しでもヒンヤリと涼しく……と考えたわけではないのですが、今回キャリア教養学科が開いた模擬授業のひとつは「お葬式の人類学」。案内表示や入口の様子を見ただけで、すこし背筋に寒気を感じる方もいるかも?
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だからといって、お化け屋敷のような内容ではありません。むしろ模擬授業を担当した人類学者の田中先生によれば、「人が死ぬってどういうことなんだろう」「人を弔うってどういうことなんだろう」という問題と、真剣に向き合う機会にしたかったのだとか。

でも、「考える」だけで終わらないのが聖母の学び。学問には「体験する」ことや、「感じる」ことも必要ですよね。

さて、田中先生はどうしたかというと―――ちょっとだけ皆さんに「死ぬこと」を感じてもらうことにしました。「えっ…」と思った方、ご心配なく。この模擬授業で本当に誰かが亡くなってしまうというのではありません。
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教室の中央に置かれたのは、棺(ひつぎ)。「さあ、誰かこの中に入ってみたい方はいらっしゃいませんか?」そうです。生きたまま、死者になった体験をしてみようというわけですね。
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最初に手をあげてくれたトップバッターは、今回参加してくれた高校生のお母さま。ゆっくりと棺を閉めて「どんな感じですか?」と尋ねると、「なんだか……不思議な気持ちです」との言葉が返ってきました(お母さま、どうもありがとうございました!)。

その後は「私も経験してみたいです」という声が続き、次々に棺の中に。「本当、なんだか変な感じです」「このまま眠くなっちゃいそう」―― 色々な感想を皆さん寄せてくれました。いずれにしても、なかなかできない体験ではないでしょうか。

なかには不謹慎と思う方々もいらっしゃるかもしれません。でも、たとえばヨーロッパでは古くから“メメント・モリ(memento mori)”、つまり「死を思う」という言葉が伝わっているように、人間はいつか死ぬという自覚や、死んでいった人びとに対するさまざまな思いを胸に抱くことは、「いま、生きている自分」をふりかえることにもつながります。

特に東日本大震災を4年前に経験した私たちにとって、そのことを時々でも思い出すことは、「いま」と「これから」を生きていくために重要なのかもしれませんね。

【おまけ】
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「私も一回入りたいと思っていたんですよ~」と言っていたキャリア教養学科の三瓶千香子先生も、念願かなって(?)いざ棺のなかに!(左)

そしてなんと、授業を見に来た学長の遠藤静子先生も!「このまま眠っちゃいそう…」と目をつぶってしまったので、皆であわてて「この世」に連れ戻すことになりました(笑)。(右)

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