食物栄養専攻 調理実習Ⅰ「和菓子を知る・楽しむ」
今回は、食物栄養専攻の1年生が松屋清風庵 菅野翔太郎先生に「和菓子を知る・楽しむ」として、和菓子の歴史や和菓子の素材や製法による分類など学びました。
授業では分類ごとになんと6種類もの和菓子を作りました。
1.手型もの さくらの花
2.型物 初夏の花
3.茶巾絞り 花くれない
4.きんとん 菜の花
5.伸し物 落とし文
6.薯預慢頭(じょうよまんじゅう) 笑顔優頭
細工道具や木型、薄手のふきんなど、初めての道具を使い、先生の指導のもと繊細な和菓子をみんなで作りました。
先生から和菓子は「五感で味わうもの」と学びました。
視覚…色、形といった見た目から菓子の味や季節感を想像しよう。
触覚…菓子を手にしたときの感覚や口に入れたときの舌触り、口溶けを感じよう。
味覚…美味しい中に素材の味を感じよう。
嗅覚…集子にあるほのかな香りを感じよう。
聴覚…菓子につけられた名前「菓銘」の響きから、菓子に込められた思いを感じよう。
「聴覚で味わう」というのが、実に日本らしいお菓子の楽しみ方だなあと
あらためて和菓子の奥深さと面白さを学んだ1日でした。