桜の聖母の子育て支援「親と子のひろば」
新しい年度、2012年度がスタートします。
この広場が、子育てをしている保護者の方にとって居心地のいい場として、子育てをするために役に立つ場になるような場として、また、子どもたちにとっては、自己発揮ができる場であり、発達の育ちにプラスになる活動の場となるように、活動内容を検討していきたいと思っております。
親と子のひろばの機能を保護者の皆さんに理解していただき、どんどん広場を活用していただけることを願っております。
昨年度は、東日本大震災・原発の事故等でスタートが遅れましたが、子どもたちのストレス発散を考えながら、活動を進めてきました。まだ、ゆっくりと外で遊べる状態ではありませんが、子供たちに、また、保護者の方に必要な心の解放ができるように活動を考えていきたいと思っています。今年度は、『わらべうた』などを通して子供たちの育ち(体の発達)を考えていきたいと思います。
わらべうた
『わらべうた』には、大きく分けて三つの種類があります。
手足を使って、リズムを体で感じる「あそび唄」、しつけや礼儀、へこたれない生き方の智恵を伝える「はやし唄」、子どもの五感を目覚めさせて心を育てる「よびかけの唄」です。
「よびかけの唄」の中に「子守唄」があります。
ゆったりとした気持ちで、安らかに眠れるように、昔から決まった「子守唄」がありました。
「子守唄」は、子どもの気持ちを落ち着かせるばかりではなく、子どもがなかなか寝なくてイライラする大人の気持ちもゆったり落ち着かせてくれるものなのです。
子どもは、じゅうぶん遊んで満ち足りて、お腹もいっぱいで満足している状態であれば、安心してすぐ眠るものです。
その時にうたう子守唄で大切なことは、子どもの気持ちが落ち着く唄であること。
そして、子どもを不安がらせないで、ゆったりとした気持ちにさせて、子どもの目をみてうたってあげることです。メロディーがなくても「ねんねこよー ねんねこよー」と同じことを繰り返して唱えても、それが心地いいから子どもは眠ります。
あそび唄は、子どもの育ちに合わせて新しい唄を教えますが、子守唄はいつも同じ唄でなくてはなりません。その唄を聞くと、すっと心が落ち着いて眠くなる。そんな暗示もあります。
赤ちゃんを眠らせるときに、よく大人は赤ちゃんを抱っこして揺すりますが、これはやめた方がいい。抱かれて揺すられないと寝なくなる癖がついてしまうし、寝たと思って下ろすとまた泣く。それでは大人も大変だし、子どもも人に頼るようになって一人で眠る習慣が身につかなくなるからです。
そのかわり、添い寝をして、手でそっとたたいたり、子守唄をうたって気持ちを落ち着かせてやりましょう。
いったん眠ったのに夢をみて泣いて目を覚ましたときは、「いた、いた、いた」と言いかけて、そばにいるよと伝えます。そうすると、子どもは安心してまた眠ります。
もう一つ大事なのは、うたい方です。早く寝てもらいたいから、ついセカセカうたったり、気持ちがこもってないと、子どもはそれを感じとって、なかなか寝ないものです。
子守唄のゆったりとした旋律は、子どもの心を落ち着かせ、眠りに誘うとともに、子守唄をする大人が、なかなか眠ってくれない子にイライラする気持ちを鎮めてゆったりさせてくれます。子守唄はもともと、子守りの気持ちを落ち着かせる唄でもあるからです。
参照:「わらべうた」で子育て 阿部ヤエ


