学長挨拶

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桜の聖母短期大学 学長 遠藤 静子

はじめまして!この10月に、桜の聖母短期大学の学長職に就任しました。私の教員人生の大半は、中高教育に関わってきましたが、1997年から8年間、桜の聖母短期大学で、教鞭を取りました。その後、再び中高教育に戻り、この度また短大に来たわけです。どうぞよろしくお願いいたします。

社会人として出発する直前の足場になる大学教育の場で、学生の皆さんに身につけてほしいと願っている学生像―プロファイル―を述べてみたいと思います。

1.主体性を発揮できる、「強い女性」になってほしい

☆「強い女性」とは、創立者聖マルグリット・ブールジョワが歩んだ姿です。強さとは、それぞれの場で、主体的に判断し、行動する姿を指します。一回限りの自分の人生を自分の選びの中で歩める力です。どんなに好きなことをして生計を立てたとしても、苦労は必ずあります。しかし、主体性を発揮していると、希望を持ち、あきらめることなく、努力を続けることができます。
大震災後に日本に永住すると決めたドナルド・キーン氏は、日本に着いたとき語っていました。「希望があれば、乗り越えることができる。終戦直後、私が訪れた東京は、煙突が残っていない町だったが、今は立派な都会になった。東北にも奇跡は起こる」と。
震災から7カ月が過ぎました。気持ちをしっかりと保ち、希望を持ち続けて、東北の再建のために頑張りましょう。

2.学生各自のいのちの中にある、「なりたい自分」のイメージを掘りおこし、見出した自分の使命を生きる女性になってほしい

☆私たちは、この世で、たった一人しかいない自分を十全に生きるように望まれています。ですから、自分の内側にある、「なりたい自分のイメージ」を掘り起こしながら、その実現のために、希望と努力を惜しむことなく歩まなければなりません。一人ひとり、自分の得手なことを通して社会貢献していきましょう。

3.学問と実生活をしっかり繋げて生きる、「実践的女性」になってほしい

☆3.11大震災を経験した若者は、堅実でしっかりした死生観を持つにいたっていると思います。桜の聖母短期大学を卒業した学生には、四年制大学で学んだ学生と肩を並べることができる“実践力”を持っていただきたいと思います。時間的には、四年制大学の半分の時間しか学んでいませんが、実践力において、秀でることができます。高い技術力や思考力・行動力・チャレンジ力・工夫力を持つことができます。桜の聖母短期大学で学ぶ学生は、もしかすると、机の上で学ぶより、実践することで気づきを得、その気づきをエネルギーにして、さらに深く学んでいくのが得意なタイプが多いかもしれません。その資質を生かして、人生経験とともに、高い専門的知識や技能を身につける人になっていくことができます。これに加えて、人格的高潔さと国際的センスを身につけましょう。

私は、教職員たちとともに、未来を担ってくれる若者を育てることで、東北の再生に働きたいと願っています。

桜の聖母短期大学 学長
遠藤 静子

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